林真理子さんの「野心のすすめ」が人気なんですね。
興味があったので先日本屋さんで手にとってみました。
40数戦全敗の就職試験、お金、コネ、資格、美貌、、、、ないないずくしのどん底からいかに
這い上がったのかが記されています。
林さんは今の若者の中に蔓延している「そこそこでいい」「別に偉くならなくたって」的な風潮を
「若者よ、それでいいのか」と危惧しているそうです。
今は、堅実を美徳とし、悪目立ちを嫌う「野心の氷河期」だと。
上を目指す、目標を高く掲げる、、、、時として無様な姿をさらす事があっても価値があると。
20代に好んで読まれているそうですが、私のようなおばちゃんが読んでも考えさせられる所があります。
なんですが、 買おうかな、、、まぁブックオフで探してみよう、と777円をケチった私に野心はほど遠い、、、(汗)
そうだよねーーー夢は平和な老後なんて今から言ってちゃダメですよね、、、、
話しは変わりますが、先日のプロフェッショナルに染織家の人間国宝志村ふくみさんが出てました。
志村さんは88歳ですが、まだ見ぬ突然の色を追い求めています。
その毎日はとても88歳と思えないぐらいエネルギッシュ。
豊かな感性はキラキラした子供のようです。
そしてご自分の求める色を追い求めると同時に染織を教える学校を最近開校されました。
日本古来の染織の技術が失われている事に危機感をもった事がきっかけだそうです。
年齢的なこともあって悩まれたそうですが、伝えなくては、という気持ちが勝っていたようです。
野心という言葉は、ギラギラした感じがありますが、 志村さんの行動は静かな野心という感じがします。
私には、大きな目標は思いつきませんが、日々ちょこっと前進することは心掛けたいです。
そんな野心でもいいですよね。