ちょっと前まで、本を買うと生成りか
白い紙でカバーをかけて、ご丁寧に
タイトルはテプラを貼ってました。
本棚がすっきりして嬉しかった。
しかしある時ゴスマニアンは考えた。
カバーをかけちゃうと表紙が素敵でも
隠れてしまう。
例えば、装丁が気に入ってる村上春樹の
「村上ラヂオ」、面倒だと思いつつ
読む度にカバーを剥がして
大橋歩さんの銅版画を見てた。
しかし、、、こういう素敵な装丁の本
までカバーをかけて本棚をすっきり
させる必要なのだろうか、、、
読む度にカバーをはがすのは、
なんだかなぁ、、、と思うように。
内容と共に装丁も気軽に楽しみたい。
もう一つ。
単行本は高いし、スペースもとるので、
文庫になるまで待って買う事が多々。
村上朝日堂は文庫を買いました。
でもちょっと後悔。
文庫だと表紙の装丁や文字のドットの
特徴を楽しむ事が出来ません。
装丁も含めて味わいたい本や、文庫化
まで待たずに読みたい本は単行本、
そういうこだわりのない本は文庫本を
選ぼうと思います。