暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

紅型

P1010983 サントリー美術館で開催されている紅型展に行ってきました。

今まで何度か美術展や美術館などで目にした事はありますが、
こんなにまとまった作品にお目にかかれた事はありませんでした。
嬉しかったです。

紅型について簡単にご説明します、、、、(パンフレットの抜粋ですが)
「紅型は琉球王朝の時代に、王族や士族など特定の階層の衣装に
用いられ、王府の庇護のもとに発展した染色の技術です。
(略)しかし、王国の崩壊後、後ろ盾を失い紅型の製作は衰えを見せ
さらに第二次世界大戦の戦禍により大きな打撃を受けます。」

紅型には型紙を用いた「型染」の他に円錐状の袋に入れた米糊を
絞りだして模様を書き地染めを施す「筒描」という技法があります。

「型染」の衣装はNHKのドラマ、テンペストで見覚えのある方も多い
かと思いますが、「筒描」は風呂敷などで見た事あるかもしれません。
どちらも素敵でした。

紅型の模様には龍や鳳凰など中国の王権を象徴すrもの、枝垂桜や
菖蒲、雪輪や雪持笹など日本の自然風物が表されたものなど
交じり合っていたりしますが、不思議にしっくりしていました。

紅型というと黄色地を想像してしまいがちですが、ピンクやブルーなど様々でした。

沖縄出身の友達のはっきりした顔立ちを思い浮かべて、彼女なら素敵に着こなすんだろうなぁ、、なんて思ってました。

今年は沖縄復帰40周年という事もあってこのような展示が行われたそうです。

国宝も3点展示されています。  
興味のある方はお早めにお出かけ下さい!!!!  あと3日で終わってしいまいます!!!