大倉集古館で開催されている芭蕉布展へ
今年は沖縄復帰50周年で、沖縄がテーマの
展覧会などが多数開催されていますね。
素敵すぎる大倉集古館。
建物も一見の価値ありです。
とれる天然素材を原料とした沖縄を代表する織物。
柳宗悦に激賞された美しい布達。
ガラス越しでも質感が感じられますが、やはり
一度でいいから手にとってみたいです。
そして驚くほどのセンスの良さ! 欲しい〜❤️
気の遠くなるような工程をへて作りあげられていました。
1. 糸芭蕉の栽培
2. うーはぎ(切り倒した芭蕉の皮をはぐ)
3. うーだき (はいだ皮を強度別に分けて煮沸)
4. 水洗い
5. うーびき(水洗いして灰汁を落とした皮から繊維を取り出す)
6. うーぼし(寄りわけられた繊維を日陰に干す)
7から20 割愛します😅
21.筬どうし(織り機の綜絖に通した糸一本ずつ筬に通す
、、、以上の工程を経て、ようやく織り始める事が出来るという、、、💦
織りあがってからも、さらに多くの作業を経てようやく完成。
呉服売り場などでこういった手仕事の反物の値札を
見てビックリ仰天する事がありますが、
考えてみたら当たり前ですね。
工程を考えたらむしろ安いぐらいだな〜。
芭蕉布、絶える事なく未来に引き継がれていって
欲しいものです。
大倉集古館はホテルオークラの敷地内にありました。
友達が集古館入場+オークラ内のカフェで
ケーキセットがいただけてなんと2500円という
嬉しすぎチケットがあると事前にチェックして下さって
普段恐れ多くて入れないオークラに入ってしまいました。
展覧会は7月31日まで開催されています。(7/5〜後期展示)
行かれる方、茶菓セット券オススメですよ〜。