サントリー美術館に行きました。
陶磁器を焼く時に起きる、予期せぬ釉薬の変化や器形が変形する事を
窯変といいますが、その中でも特に美しい光彩を放つものだけが
曜変と呼ばれます。
現存しているのは4点(または3点)しかありません。
すべて日本にあります。
・静嘉堂文庫(国宝)
・藤田美術館(国宝)
(これは曜変ではない、という説があります)
本能寺の変で焼けてしまったと言われています。
サントリー美術館で公開されています。
見つめていると吸い込まれそうな、小宇宙に入り込んだような
そんな気持ちにさせられる器です。
藤田美術館は、明治の実業家藤田伝三郎氏、長男、次男の2代
3人の収蔵品を公開している大阪の美術館だそうです。
茶碗の他にも多数の絵画、仏像、茶道具などが展示されています。
私の好きな竹内栖鳳の大獅子図も展示されていました。(写真左下)
大阪の藤田美術館にも、行ってみたいな〜