暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

「すべて写真になる日まで」

P1030129昨日の夕刊に静岡のIZU PHOTO MUSEUMで行われている
写真展「増山たづ子 すべて写真になる日まで」の事が
のってました。
ダム建設で水没した岐阜県の旧・徳山村の記録写真展です。
多くがサービスサイズの写真という異色の展示です。
撮影したのは、村に生まれ育った増山たづ子さん
(1917〜2006)
ダム計画が本格化した77年から亡くなるまで
コンパクトカメラを手に村を歩きました。
平和で穏やかな山村に、重機が入り家屋が壊され、
住民が去る。
国策に翻弄され、本当に必要だったのか、、と疑問の残る
ダムの為に故郷を失った人達。
残されたネガは10万カット、会場には約600冊
展示されているそうです。
ウチに17年前に買ったたづ子さんの写真集があります。
どこにでもいる田舎のおばあちゃんをつき動かしたものは
何だったのか、、、
久しぶりに写真集を開いて、想いをめぐらしています。