写真展「増山たづ子 すべて写真になる日まで」の事が
のってました。
多くがサービスサイズの写真という異色の展示です。
撮影したのは、村に生まれ育った増山たづ子さん
(1917〜2006)
ダム計画が本格化した77年から亡くなるまで
コンパクトカメラを手に村を歩きました。
平和で穏やかな山村に、重機が入り家屋が壊され、
住民が去る。
国策に翻弄され、本当に必要だったのか、、と疑問の残る
ダムの為に故郷を失った人達。
残されたネガは10万カット、会場には約600冊
展示されているそうです。
ウチに17年前に買ったたづ子さんの写真集があります。
どこにでもいる田舎のおばあちゃんをつき動かしたものは
何だったのか、、、
久しぶりに写真集を開いて、想いをめぐらしています。