先日着物好きのお二人と東博でようやく開催されたきもの展へ。
感染防止の為事前にオンラインで予約。
初めての事でしたが、予約した時間帯に
行けば待たされる事なく入館出来、
混雑の中鑑賞する必要もなく、万事
スムーズでした。
今後の展覧会はこのスタイルが定着する
のでは。。。
楽しみにしていたのは、光琳直筆で完全な形で
唯一残っている「小袖 白綾地秋草模様」。
上半身に桔梗、下半身に菊や萩が咲き乱れていますが、なんともシック。
豪華な刺繍や染めにも全くひけをとらない
美しさ。
他にも伝統文化の着物が様々な切り口で
展示されており、着方のルールなどで
着物に二の足を踏んでしまう方にも
とても楽しい展示になっていると思います。
私もこうした展示を鑑賞するのは5ヶ月ぶり。
嬉しかったです。
カラカラに乾いたハートが潤った感じです。
意味が違うかもしれませんが、
人はパンのみに生きるにあらず、という
言葉を思い出しました。
生きていく上で精神的な豊かさは大切だと
改めて実感しました。