吉野弘さんの「恥」という詩に
心に耳を押し当てよ
聞くに堪えないことばかり
という一節があります。
都議会議員のヤジが大問題になりましたが、心の中をありのままに〜♪
出したんでしょうね。
だめだよ、アナじゃないんだからね。
誰が何を思うかは他人はコントロールできません。何考えようが勝手です。
でも言っていいことと悪い事の判別も出来ない人が議員をやってる事に
唖然としてしまいます。
さっき韓国が負けてしまい一次リーグ敗退が決まりました。
同じアジア、以前共同開催した国でもあり、残念ですが、、、、
心の奥のはじっこでは、日本がボロ負けだったのに韓国が決勝トーナメントに
行ったらなんだか悔しい気持ちがあって、負けたのを知ってなんとなく
ホッとしている自分がいました。
ちっちぇー人間だなぁ、、
心に耳を押し当てれば、聞くに堪えないことばかり、、、、
先日パン屋さんのイートインコーナーでお茶してたら、若い奥さんが赤ちゃん
おんぶして、２〜３歳の子をつれて隣のテーブルに来ました。
お母さんは金髪で服装も派手。
同じような見た目のお母さんがよく子供を「何やってんのーー」とか
「さっさとしろよ」大声で怒鳴ったりするのを見かけるので、
そういうタイプかな、と思ったら、、、、
とにかく子供の話しをよく聞いて「何で〜？」「どうして〜？」にきちんと
答えてあげていました。
赤ちゃんも優しくあやしてあげてすごくいいお母さん。
遅れてお店に入ってきたお父さんは出勤前なのですが、上の子の
「パパ、一緒にやって」「パパ、どうしたの？」のパパ攻撃にもきちんと
相手してあげていました。
で、パパが出勤するので、改札まで見送りに行くらしく慌ただしくお店を
出て行きましたが、お母さんはテーブルの上のこぼれたパンくずを片付けて、
お店の人に「ごめんなさい、パンくず、下にこぼれちゃって」と謝って行きました。
（謝るほどこぼれてなかった）
お店を出たら、上の子は嬉しそうにお父さんと手をつないでいました。
すごくいい家族だなぁ、って思ったと同時に見た目だけで、こういうお母さんだろう、
って判断した自分の心の中が恥ずかしくなりました。
心に耳を押し当ててみると情けなくなる事ばかりです。
