暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

100の基本

松浦弥太郎さんの「100の基本」という本を読みました。

松浦さんは「暮らしの手帖」の編集長、COW BOOKSの社長さんです。
名前の感じや渋い雑誌の編集長なので年上と思っていましたが、1965年生まれ、年下の男の子♪でした。ごめんなさい。

誰しも大切な事や守っているルールがありますが、それは意外とぼんやりしているもので、言葉や文字にするのは難しい。
それを一つ一つ文字にすることは、それについてよく考え、自分自身をよく知ることにもつながります、とあります。

松浦さん自身の100の基本とCOW BOOKSの100の基本が書かれています。

全部うつのはしんどいし、出版社さんに怒られそうなので、最初の10個だけ、、、

松浦さんの基本
  1.すべては自分の責任と思うこと。 他人を責めても何も生まれない。
  2.プライドを捨てる。  何事も我慢する。
  3.シンプルに生きる。 すべきことは少しでいい。
  4.過去についてうそをつかない。
  5.お金に好かれる働き方、暮らし方。
  6.第一の仕事は、規則正しい生活と健康管理。
  7.どんなことにもその先に人がいることを忘れない。
  8.先手、段取り、用意周到、念入り。
  9.コミュニケーションは愛情を伝えること。
 10.幸せとは、人と深くつながること。  絆を深めること。

COW BOOKSの基本
  1.相手がとびきりうれしくなる挨拶を心がける。
  2.スタッフ同士で挨拶、笑顔の練習をする。
  3.どんな時も笑顔を欠かさない。  歯を見せるように。
  4.一日に何度も身だしなみを整える。  だらしなくないか。
  5.朝は必ずシャワーを浴びて清潔に。
  6.爪は伸ばさない。指先を清潔に。
  7.服装は自由。  しかしラフな服装、不潔はご法度。
  8.1ケ月に一度、必ず髪の毛を切って整える。
  9.スタッフ同士で働き方を注意しあう。
 10.お客様の前でおしゃべりを決してしない。

という感じで100個ずつ書かれています。
一つ一つにこの言葉に込める気持ちが簡潔に書かれています。
周囲に対する愛情であふれています。
松浦さんやCOW BOOKSの従業員さんが常に守っている基本という訳ではなく、
心にとめて守っていこうとしている基本です。

ルールをきちんと決めて守っていこうとする気持ちがあるとないとでは大違いですよね。
私もなんとなく自分の中に薄ぼんやりとしたゆるいルールみたいなものはありますが、
一度リストにしてみようかと思いました。
明文化して心掛ける気持ちを強くしたら、今よりなりたい自分に近づけるかもしれない、なんて思いました。

話しは変わりますが、朝ラジオ体操をやって出勤すると、仕事終わった後の疲れ具合が違う事を発見しました。
お友達が始めたんですが、私は「朝10分も時間とれないヨー」って決めてかかってました。
でもよく考えたら10分早く寝て、10分早く起きればいいだけの問題でした。 
なんだ簡単じゃん。

私には無理無理って思っていることでも、やってみたら思いのほか簡単な事ありますよね。

松浦さんみたいに100個も基本決めて暮らしたら、気がぬけなくて、窮屈でがんじがらめになっちゃいそう、、、
なんて思いましたが、それを守ることを心掛けることで今より自分らしくハッピーになれるのかもしれませんね。