Eテレ 土曜日夜10時からのスイッチインタビューという番組が好きです。
異なる分野で活躍する二人が話しあい、普通の対談番組とはちょっと違う雰囲気。
前半後半でゲストとインタビュアーをスイッチしながら仕事の極意を話しあいます。
先日のゲストは 構成作家、脚本家の小山薫堂さんとアートディレクターの佐藤可士和さん。
小山さんは、 カノッサの屈辱や料理の達人といった番組をヒットさせ、私の愛するくまモンの仕掛け人。
おくり人の脚本も手がけた多彩な人。
佐藤さんは、ユニクロ、セブンイレブンなど有名企業のロゴや店舗デザインを手がけ、しっかり売り上げ
アップさせています。
また大学や幼稚園などのディレクターなども勤め高い評価を得ています。
二人がお互いの仕事部屋に行き、色々な話しをするのですが、正反対の環境で仕事をしているのが
すごく面白かったです。
小山さんの仕事場は、ムダなところからアイディアが出てくる、という考え方から、色々なものがごちゃごちゃと、、
一方佐藤さんの仕事場は、整理された環境から仕事の精度がアップしていく、という考え方から、
無機質なくらいムダがありません、、、、、
でも話しを聞いていると、一見正反対に見えるけど、快適に楽しく、そして結果を出せる仕事場という意味では
共通していると思いました。
仕事に対する考え方も実は共通する点がいっぱいあって面白かったです。
二人の本はこの2冊だけ読みましたが、今回テレビを見て本の内容が「そういうことだったのね」と
思えました。
4月はアントニオ猪木さんと天野篤さん(天皇陛下の執刀医、冠動脈バイパス手術を執刀)の対談が面白かったです。
アントニオ猪木さんに対するイメージがすごく変わりました。
ものすごく思慮深くて、世の中の事とか、そのために自分がすべき事を常に考えて行動しているんだなぁ、と。
天野さんが昔から猪木さんの大ファンというのが不思議でしたが、理解できました。
今週末は、新生歌舞伎座を手がけた建築家の隈研吾さんと作家の林真理子さん。
楽しみです。
ひとかどの人物の語る言葉は、心に響きます。