暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

ミステリーの年

毎日観ているYouTube「ほんタメ」

ヨビノリたくみさんとあかりん(斎藤明里

さん)の本への愛あふれるトークが楽しすぎ。

たくみさんはミステリー千冊は読んでるとか。

あれっ、私ここ数年ミステリー読んでない。

という事で今年はミステリーの年にする事に。

年も明けたし、ハードカバー新刊大人買い

しちゃう⁉️と思いましたが、近々引っ越しを

控えているので、荷物増やさないように我慢。

まずは手持ちのミステリーを読み返す事に。

 

 

容疑者Xの献身」 (東野圭吾

ミステリーといえば、まずは東野さんのこれ。

愛する人が起こした殺人事件を様々なトリック

で完全犯罪に仕立て上げる天才数学者石神。

しかし大学時代の知人湯川との再会が

きっかけに真相が明らかになっていきます。

そして大どんでん返しが。

愛する人のために自分が罪を被る事も厭わない

石神の姿に、ミステリー小説というよりも

純愛小説を読んでいる気持ちになります。

 

「豆の上で眠る」  (湊かなえ

不思議なタイトルですが、アンデルセン

「えんどうまめの上に寝たお姫様」がこの本の

重要なモチーフである事がわかってきます。

最終章のどんでん返しは息を飲みます。

 

「光媒の花」  (道尾秀介

若手ミステリー作家を代表する道夫秀介さんの

短編集。

6つの短いお話が主人公が変わりながら

少しずつ繋がっていきます。

この本はミステリー色は弱めですが、繊細な

描写で筆力があるんだな、と思います。

ヨビノリたくみさんも大ファンだそうです。

 

年が明けてまずこの3冊読み返しました。

そこで私は考えた。

これから先、小説何冊読めるのかしら。

無事平均寿命まで生きられたとしてあと約25年

月3冊として(小説以外も読むので少なめに

見積もりました)

3冊✖️12ケ月✖️25年 = 900冊

900人の主人公と出会える!

光媒の花のように短編集もあるので、うまく

いけば1000人ぐらいいくかしら。

嬉しい。

でも人生先の事はわからない。

ネットサーフィンで大事な時間をダラダラと

無為に過ごしてきたのは勿体なかったなぁ、と

今までの自分をふか〜くふか〜く反省したので

ありました。