暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

名著で学ぶ戦争論

今朝のニュースで、11月9日でベルリンの壁が崩壊して25年になったと言ってました。

そういえば、第一次世界大戦が始まった年から今年はちょうど100年でしたね。
いろんな節目の年なんですね。
で、いろんな戦争をへて、世界はめでたく平和になった、、、らいいけど、そんなに甘くないようで、、
この本は戦争に関してのいろんな本が50冊紹介されています。
1冊だけ日本の本が紹介されていました。
甲陽軍艦(作者不詳)。
風林火山」の旗印で有名な武田信玄を中心に武田家三代の盛衰を描いています。
(だそうです、、、読んでないもんで、、、汗、、、)
信玄の残した戒めとして「合戦に勝ちすぎてはならない」というものがあります。
合戦では八割勝てば勝ち過ぎ、完全な勝利は味方の敗北を招く兆しになりうると。
「六分七分の勝は十分の勝」と戒めています。
しかし信玄の死後息子の勝頼は、多くの家臣の戒めを聞き入れず、各地に出陣し多数の城を占拠し
一方的な勝利を得ました。  調子こいちゃったんでしょうね〜
旧来の家臣は武田家の軍事力がピークに達している兆しを感じており、今後は危ういと考えていました。
重臣の言う事聞いてればよかったのにねぇ〜
その結果が長篠の合戦であり、これを境に武田家は滅亡していくのでした。
やっつけ過ぎることは相手にマイナスであるだけでなく、自分にもマイナスである事は、
今の私達にも言えるかもしれませんね。
歴史に学ぶ事は沢山ありそうです。
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