トーハク（東京国立博物館）でやってる国宝展に行きました。
国宝は重要文化財のなかで「世界文化の見地から特に価値の高いもの」だそうです。
私は権威に弱くて、物を見る目がないので、国宝って言われただけで、「素晴らしい！」って
何の疑いもなく思ってしまいます。
で、確かに素晴らしいものばかりでした。
秀吉が愛児鶴松の菩提を弔うため建立した祥雲寺の障壁画の「松に秋草図」（長谷川等伯筆）を
見ました。
秀吉はあの素晴らしい画をゆっくり眺める心の余裕があったら、あんな無意味な朝鮮出兵なんか
しなくて済んだんじゃなかろうか、、、
素晴らしい作品ばかりでしたが、なんせ人が多くてゆっくりじっくり見られなかった、、、
特に今の時期は正倉院の宝物が特別出品されてるから混んでいるんでしょうね。
優れていると思うのに国宝になってない作品の多い事に気づきました。
それなら自分の好みだけで「ボク宝」を決めればいいさ。
人様の価値観は関係ないと。
いいなぁ、この感覚。
私ももっともっといろんな作品と出会って、私の「ボク宝」と巡り会いたいと思います。
