暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

ロバートキャパ展

黄金週間も終わりましたね。

旦那さんはカレンダー通りで、29日も6日も仕事だったので、結局4日(土)〜6日(月)の三日間が
GWでした。
恵比寿の東京都写真美術館に行きました。
P1030396ロバートキャパ展 (写真はキャパさん)
1913年生まれ、30年代から写真家として活動を始め、54年にインドシナ戦争
撮影中に地雷に触れて死亡。
今回の展覧会は、生誕101年、没後60年を迎えて企画されました。
今なお私達をひきつけてやまない写真の数々。
それはキャパが戦争でなく、戦渦を生きる人間にレンズを向け続けたからこそ、と言われています。
素晴らしい作品は勿論モノクロ。  だからこそ迫ってくるものがあります。
また写真の他にもキャパが最後まで使用していたカメラ「Nikon s」や、撮影直後に現像され
雑誌の原稿などに使用された貴重なビンテージプリントなど、興味深いものが多数展示されています。
戦争写真の他にも交流のあった芸術家(ピカソ、他)、俳優(イングリッドバーグマン、ハンフリーボガード、他)、
作家(ヘミングウェイ、他)を写したものも多数。
P1030395これはマティス
アトリエで制作中。  おデブちゃんですね(笑)
イングリッドバーグマンとは一時恋仲だったそうですが、ふっちゃったみたいです。
あんなキレイな人もふられるんだ、、、
ピューリッツァー賞を受賞した日本の戦争カメラマン沢田教一は後にロバートキャパ賞をもらっています。
沢田も戦地で亡くなっています(プノンペンで銃撃された)。
「地雷をふんだらさようなら」で映画化された写真家市ノ瀬泰造もベトナムで亡くなっています。
(地雷ではなくて処刑されたそうです)
彼らが命がけで撮った写真で私達はいろんな事を知る事が出来ます。
平和なGWを過ごせたことに感謝したいと思います。