暮待巣  

アイアンガーヨガで心と体を整えて元気に暮らす60代です。 興味を持った事やり散らかして何一つモノになってないような💦 そんな日々ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。 手作り好きな夫の作品も紹介させて下さい!

野口健さん

今朝の新聞に登山家野口健さんの事がのっていました。

先月のエベレストの雪崩で亡くなったネパール人シェルパ16人の家族に約1000万円を寄付するそうです。

P103039113年前娘と野口さんの講演を聞きに行きサインをもらいました。
新聞はその頃の切り抜きです。
すでにこの頃からシェルパの遺族に対して生活費や教育費を支給する活動をしていました。
エベレスト登山は現在商業公募隊と呼ばれる「ツア−登山隊」が主流。
シェルパが固定ロープを張りルートを設置。 食料や酸素ボンベを荷揚げし、
毎年数百人の登山者を山頂へ導く。
でもその陰では亡くなったり怪我をしたシェルパが使い捨てにされている現実があります。
事故を受けシェルパ達はネパール政府に待遇改善を求めるましたが、支給が決まった見舞金は
一人約4万円、、、、で改善がみられないとしてシェルパ達は登山活動をボイコット。
このためイモトは登頂できなくなったそうです。
P1030390野口さんは7大陸最高峰を当時世界最年少でやってのけた人ですが、山に出会うまでの人生は
手につけられないような不良。
お父さんは外交官、お母さんはエジプト人
その母方の祖父はエジプト人レバノン人のハーフ、祖母はフランス人とギリシャ人のハーフ。
なので健さんの身体には日本を含め五つの国の血が流れています。
確かに濃い顔ですよね。
ボストンに生まれ、サウジアラビア、世田谷、江東、エジプト、イギリスと転校を繰り返す野口さんが
自分の居場所である山を見つけ、7大陸最高峰を登頂する事で「僕の名前は野口健」と胸を張って
言えるようになるまでの道のりが描かれています。
13年前の講演で、エベレストや富士山の清掃活動やシェルパの支援など精力的に取り組んでいる事を
話していましたが、今もさらに活動を広げているそうです。
ちょっと前にテレビに出てるのを見ましたが、相変わらずエネルギッシュでした。
こういう人が少しずつ世界を変えていくんだろうな。