朝刊に三菱重工グループの三菱航空機が手がけている国産ジェットMRJの納入が1年半遅れることになり、
当初の予定から4年遅れになりそうだと書いてありました。
MRJは半世紀ぶりの国産旅客機で国も開発費を3分の1負担し、全面支援しているそうです。
民間機の開発にはものすごく煩雑な手続きが必要で、今回の遅れでキャンセルや違約金が発生することは必至で、
さらなる遅れが生じた場合は三菱の信頼は失墜するだろう、とありました。
なんとか挽回して、世界の空で日本のジェット機が飛んで欲しいですね。
今日お休みいただいて久々の友達と会いました。
せっかくなので、ワーナーマイカルシネマズサービスデイ1000円を利用して、「風立ちぬ」を見ました。
主人公の堀越二郎は実在の零戦の設計者。
三菱内燃機という会社にいたようですが、今回のMRJの三菱と関係ある会社かな。
ジブリ映画で実在の人が主人公になるのは初めてだそうです。
今までにない大人の恋愛も描かれていました。
退屈、という評判もありますが、淡々とした落ち着いた作品で私は好きです。
こんな本がウチにあります。
いろんな雲がのっています。
勿論飛行機雲も。(右ページ)
飛行機雲は、飛行機の航路に出来る雲で、飛行高度の空気が低温で、湿度の高いときに出来るそうです。
すぐに消えることもありますが、飛行機雲が厚くなり、他の雲も増えてくるようなら天気は下り坂だそうです。
美しい空の写真は見飽きません。
堀越二郎はこの空に美しい飛行機を飛ばす事を夢みて零戦の開発に打ち込んできましたが、結果的に
それは戦争の為のものでした。
心情はどんなものだったのかな、、、とひこうき雲を聞きながら思いました。