奈良東大寺で1250年以上続く修二会。
国家安泰を祈る行事のクライマックスにあたる
「お水取り」。
毎年3月1日から2週間行われています。
念願叶い行ってきました。
この回廊が舞台
人出が少ない奈良でしたが、ここは別でした。
この火の粉を浴びると厄除けになるそうです。
でもダウンが溶けちゃう、どうしよう、と
ドキドキしましたが、燃えかすを浴びただけで
友達も私も洋服はセーフ。
修二会はもともと旧暦の2月1日から行われていて
2月に修する法会ということで修二会。
二月堂の名もこのことに由来しています。
古代、天災や疫病、反乱は国家の病気と考えられ、
そうした病気を取り除き、人々の幸福を願う行事と
して連綿と引き継がれてきました。
燃え盛る松明が目に焼き付いています。
昔も今も穏やかな日々を望む気持ちは一緒。
ウィルスに怯える日々が去ってくれることを
祈るばかりです。