埼玉の逆襲 - 暮待巣　　

銀行のロビーに「埼玉の逆襲」という本がありました。
パラパラめくったら、面白いのなんのって、、、、

埼玉県民よ、東京のベッドタウンだの、ダ埼玉と言われてもひがむ事もなく素晴らしい！！
けど、それでいいのか、、、
という事なんだけど、、、、心のひろぉい埼玉県民は、ちっとも気にならないんだよね（笑）

埼玉には古墳がいっぱいあるけど（特にさきたま古墳群）、そういうお墓があるのは由緒正しき土地の証拠。
都内にはほとんどない、、、歴史的にも埼玉の方がグレードが高いんだ！と。

今東京は首都になり上がっているが、古くは武蔵国として（そういえば本読んだのは武蔵野銀行だった）　埼玉、東京全域、
川崎あたりは同じ国であったはず。
それなのにいつのまにか、埼玉は東京の為に生きていくように運命付けられてしまった。

私の愛するM町と隣の所沢には江戸時代の川越藩主柳沢吉保が作った三富新田という農地があります。
また新座市には、玉川上水の分水の野火止用水があります。
こしらは同じく川越藩主松平信綱が新田開発の為に整備させた用水です。
これは埼玉の人達の暮らしの為というより、幕政安定の為に作られたもの。
そう埼玉は昔から東京に奉仕するために存在しているのです、、、、、てこと。

川越だってあんなにいいところなのに、小江戸川越なんて言われて、、、それでいいのか、、、

そんなこんなが色々書いてあってすごーーく面白い本でした。
全部読みたかったけど、窓口のお姉さんに呼ばれてしまったので残念。

まぁでもいいの、いいの。　　東京大好きだもんねーー。

って事で久々に友達と池袋で過ごしました。